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こんにちは。
彩希塾国語担当の倉橋です。

今回は都立高校入試(グループ作成除く)に関してお話しします。

まずは、昨年の都立高校入試の振り返りをしてみましょう。
一昨年から昨年にかけての大きな変更点は、
作文と漢字以外の記述がなくなったということです。
例年では第三問(物語文)と第五問(現古融合文)で記述問題がありました。
しかし、マークセンス方式が完全導入された結果、
上記のもの以外はすべて、選択した記号をマークする
という形式になっています。
また、入試問題の難易度は簡単になり、一昨年の平均点が65.6点である
のに対して、昨年の平均点は73.9点でした。
10年前まで遡ってみても、平均点が70点を超えた年度はありません。

そこで、今年の入試に関して簡単な予測をしてみましょう。
まず、難易度は昨年に比べて難しくなるはずです。
記述方式を復活させるかは不明ですが、少なくとも選択式の
問題は解きづらくなることが予想されます。
そのため、選択肢の本文と違う部分を確実に見つけていく
ことが合格点を取るうえで重要となってくることでしょう。
また、第四問(説明文)は例年では中学生にとってなじみのない、
いわゆる「お堅い」文章が出題されることが多いので、
時間をかけすぎて第五問が解ききれないという状況にならないよう
注意が必要です。
作文にも時間がかかるので、第五問を先に解いて、
第四問を最後に解くというような作戦を実践してみても良いかもしれません。
ただし、本番でいきなり解く順番を変えてしまうと、思わぬ失敗を
してしまうことも多いので、どうしても国語の時間が足りない
という人のみ参考にしてみてください。

不安をあおるようなお話をしてしまいましたが、
しっかり勉強をしてきた人であれば、「読んで解く」ということに
変わりはありません。
今まで勉強してきた自分の力を信じて精一杯頑張りぬいて下さい!!

 

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